珍布峠ウォーキング

珍布峠看板とMAP

国道166号線から住宅地を通る際、
分かりやすく看板と地図が

地図に沿って進むと民家がなくなりいよいよ山道

しばらく歩くと右手にこんな看板が。
過酷な峠道、水を飲もうと行き倒れた旅人もいたことからこんな名前がついたらしい。

水門-死人谷

「死人谷」の看板の後ろに水門らしきものが

峠のてっぺん「珍布峠」は大岩の切り通しとなっており、その素掘りの大岩の間を抜けて歩く。

珍布峠看板

.珍布峠の大石の前にはこんな看板が

峠を過ぎて

峠を過ぎて下る道

櫛田川

清流・櫛田川が見えてくる

これが天照大神が投げたと言われる国分け伝説の礫石

赤い大桶

国道166号線沿いに見えてくるインパクトある赤い桶

水にまつわる水屋神社は、松阪に縦断して流れている
櫛田川流域にある神社で、お水祭りで有名

姿見の池看板

国道166号線沿いにこんな看板が。
倭姫伝説に出てくる姿見の池。

姿見の池

岩の窪みに水の溜まった幅約5メートルの池。
これが倭姫命が自分の姿を映して身支度をしたと
言い伝えのある姿見の池

 珍布峠(めずらしとうげ)は、国道166号線から外れて旧和歌山街道の宮前と赤桶の間にあり、国分け伝説の残る史跡である。険しい山道をふさぐ巨岩を削り取った切り通しの景観は圧巻で、ウォーキングやサイクリングの人々が足を止める。
 この街道沿いには宿場町の面影を留める町並みや石碑、道標などを見ることができる。
 珍布峠ウォーキングコースは、その史跡をめぐる自然豊かな散策コースになっている。

 むかし、むかし、珍布峠で出会った伊勢の天照大神(あまてらすおおかみ)と天児屋根命(あめのこやねのみこと)が「あら珍しい所で」と言ったことから名前がついたという珍布峠。国境を決めるために川に石を投げ入れた。大石を礫のように投げると、滝のように川水が流れ、そこを「滝野」、波の変化した様子からそれぞれ、「加波」「波瀬」「舟戸」波が止まったところを「波留」と名付けた。波は高見山まで達し、この日より高見山を伊勢と大和の国境とされた。
峠からは、「国分け伝説」の礫石(つぶていし)を眺望できる。
 
 道の駅飯高駅を起点としたハイキングコースが整備されているので、道の駅飯高駅で地図を入手してから歩くのが賢明。

■所在地: 三重県松阪市飯高町赤桶2304-4

■アクセス:
【JR】【近鉄】松阪駅から「道の駅飯高駅」または「ホテルスメール」行きバス53分「道の駅飯高駅」下車
【車】伊勢自動車道松阪ICから県道59号・国道166号経由50分

写真提供:松阪市つーしん