飯高町波瀬にある天開山泰運寺は、子授けの寺として県内外から多くの参拝者が訪れる。
また、八角銅鐘と紅葉の光景が有名で、インスタ映えを狙って秋にはカメラを持った人を多く見かける。
境内へ向かうも、すぐに参道の紅葉に釘付けになる。真っ赤な紅葉のじゅたんがあまりにも美しい。立派な銀杏の木も黄色く色づいており、お目当ての八角銅鐘へ行くにもついつい写真を撮りたくなり、時間がかかるかも。
境内には県指定有形文化財でもある法華経69,843文字が刻まれた八角銅鐘があり、秋の紅葉、春の桜、初夏にはシャクナゲなど四季折々の彩りが訪れる人の目を楽しませる。
京都の寺のような喧騒はどこにもなく、ゆっくりと晩秋に浸ることができるのが魅力である。