奈良との県境となる日本三百名山のひとつに数えられる三峰山(みうねやま)。
1月から3月の極寒期の「霧氷」が特に有名です。空気中の水分が木々の枝に付着して凍り付く現象ですが、まるで銀世界に白くキラキラした花が咲いたように見えます。また春はツツジが美しく、4種類のツツジとシロヤシオの5つを同時に楽しめる国内でも数少ない、見どころ満載の山として知られています。
可憐な「ヤマハハコグサ」の群生は日本でもめずらしく、特に山頂手前の八丁平と呼ばれる草原の「シロヤシオ」「ススキ」の群生は、一度は見ておきたい素晴らしい光景です。
山頂からブナ林を抜け、飯高三山とよばれる高見、三峰、局ヶ岳を目指すこともできます。