奈良県吉野郡東吉野村と三重県松阪市飯高町との境界にある山である。
台高山脈の北端に位置しており、奈良県側の紀ノ川支流の高見川(平野川・杉谷川)と、三重県側の櫛田川の源頭になる。また、この山付近を中央構造線が通っている。関西では冬に霧氷や樹氷を見ることができる登山先として有名。昔は高角山、高水山などと呼ばれた。東西に長い山容のため、南北方向から見るとなだらかな山に見えるが、東西方向から見ると尖って見える。その事から「関西のマッターホルン」の異名を持つ。
12月下旬から2月下旬は、霧氷・樹氷が楽しめる。
■所在地: 三重県松阪市飯高町/奈良県吉野郡東吉野村
■標高:1,248.4m
■所要時間:1時間50分
■アクセス:
【JR】【近鉄】松阪駅から「上木梶行」バス110分終点下車
【車】伊勢自動車道 松阪ICから車で90分
西名阪自動車道 郡山ICから車で120分
西名阪自動車道 針ICから車で120分
■駐車料:
登山口付近にあり(高見峠15台ほど、船戸登山口3台ほど)無料
写真提供:勉@YAMAP